今日は雨

明日からはもっと寒くなる見たい。
皆さん体調管理はしっかりやりましょうね
そんな冷たい雨が降りしきる中、今日の里山遊びは、コンクリ工事。
下屋根が出来上がってるので、とりあえず雨漏りはしてこない。
ですので雨のかからないところで出来る作業をやります。
土工事はめんどくさいけど、今日はまだ氷点下までいきそうにないので、コンクリの養生は必要なさそうだし(寒いと水分が凍ってよくないらしい)いつかはやらないといけないので、頑張ることに。
さてコンクリで何をするかと言いますと・・・・
鉄骨柱のアンカー部分をコンクリートで保護します。
これをバイト先では「根巻作業」と呼んでます。
この目的は
①アンカーの保護
②電気腐食の防止 です。
ここでどうでもいいことですが、ウンチクをひとつ。
①のアンカーの保護とは、アンカーを保護するのではなく、アンカーを抜けなくする為(アンカーの本来の目的を保護する)のことです。
雨がかかる場所では、アンカーとコンクリート(ベタ基礎)の隙間に入った水が、冬場に凍って膨張しコンクリートが割れてアンカーが抜けてしまいます。
コーキングでも良いですが、数年おきに補修が必要です。でもコンクリートに埋めておけば、メンテフリーです。
②については今回アンカーは、建物の要ですのでステンレス(SUS)製を使用しています。
でも鉄骨柱は鉄製。鉄とステンレスが混在することは問題ないのですがその部分に水(雨など)がかかると、電気腐食という物がおこって鉄が錆びてしまうらしい。
ここも台風などの強風時や湿気などで水がかかってしまうので腐食しないようコンクリートを打っておきます。
よくエアコンの室外機を「SUSアンカーで施工したから大丈夫です」って業者がいるけど、室外機は鉄製なので、おいらてきにはNG。
コンクリートで保護しないのであれば、ドブ漬けの樹脂系(接着系)アンカーを使用するのがBEST。そうでなければSUSより普通の電気メッキアンカーを穿孔した穴にコーキングをたっぷり入れて打ち込み、それに錆び止め塗装でもしたほうがよっぽどいいと思います。(個人的見解ですが・・・)
それとベタ基礎レベルがかなり違って、ライナーなどで柱を調整してるので見た目も悪いしね~ コンクリ打っとくと、どっしりした感じもするじゃない
砂利や砂を入れまして、コネコネと練ります。
ボイドで作った型枠に流し込んで「トントン」と蹴ります。
こうする事で、すみずみまで流れ込んで、きれいに仕上がります。
流し込んだら水が引くまで10分~20分おきに、何度となく左官コテでならします。水が引けるまで均したら完了。
この均しをバイト先では「コンクリ押さえ」と言ってます。
これをしないと、表面がボロボロになるらしいです。
今日はスタートが遅かったので半分しか終わりませんでした。
でも砕石や砂を運んだりこねたりで腰が痛い
続きはまた今度、雨の日にやります。
来週こそは晴れて屋根工事が出来ますように